どの洋書を読めばいいの?
- 多読でなく1冊法
- 日本人作家を英語で読む
- 長編でなく短編集
もくじ
英語の読解力強化は洋書の選び方次第!

読書には時間がかかります。それなのに、たくさん読めと言われても困りますよね。
だからまさかの1冊法!
この記事では、あえて1冊の洋書で英語のリーディングが上達する方法を紹介したいと思います。
その1冊はこちら!
独学1冊法のメリット
・時間がかからない
・お金もかからない
・読解力向上に集中できる
でも勘違いしないこと!
やはり、どっぷり英語につかるが勝ち
多読には多読の素晴らしさがあります
しかし、あえて繰り返します。
1冊法は、時間を節約しながら、最大限に英語のリーディング力を養う読書法。

↓こちらも、すべて1冊法で学ぶ記事です!↓
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英語のリーディング:読解力とは?
読解力(どっかいりょく、英:reading comprehension)とは、一般的には文章などを読み解く能力を指す。
出典:Wikipedia 読解

つまり、文章が伝えようとしている内容を理解し、文章が言おうとしている内容を読んで確信しなければなりません。

英語の文章を正確に理解し、文章の言わんとしている内容に確信を持つことが大事!
英語の読解力をあげる洋書
おすすめの本です。私も読んでいます。
この1冊だけでいこう!
この1冊を選んだ基準はこちらです。
洋書から1冊を選んだ基準
・日本人作家
・短編集
日本人作家の短編集を洋書で読むメリット

日本人著書ということで、論理的かつ客観的に理解する力がつきます。

短編集で読んだ内容を要約する力がつきます。
日本人作家の短編集を選ぶ理由
・日本人作家の小説で、論理的かつ客観的に理解することが可能
・短編集で、内容を要約する練習が可能
海外作家の長編大作を洋書で読むデメリット
逆のパターンを検証すると、わかりやすい。
海外作家の長編大作を選ばない理由
海外小説だと
・時代背景や場所の想像が難しい
・登場人物の名前もピンとこない
・文化の違いから理解が難しい
長編大作だと
・話の伏線が複雑すぎる
・話が長すぎて要約が難しい
・読むのに時間もかかる
有名作家のおもしろい本だと、だいたいでも楽しく読めてしまうかもしれません。
しかし、なんとなく読む読み方は効率が悪い。読解力を養うのが目的だからです。
洋書を読む:実践編
この本の中から『MURAKAMI HARUKI』の『UFO in Kushiro』読んでみました。
村上春樹「UFOが釧路に降りる」Jay Rubinの英語訳でたった15ページの短編。
少しネタバレになりますが、要約します
舞台は東京で働くKomuraさんの話。阪神大震災の数日後に奥さんに去られて離婚となります。
その後、釧路に箱を持って行ってと頼まれ、北海道にいきます。
そこで出会ったShimaoさんとUFOの話やクマの話をしているうちに、新しい人生が始まるという話です。
村上春樹の日本人を主人公にした釧路での話、英語で読んでもわかりやすい。
✔背景がわかりやすい
しかし『人間の中身は空気の塊』と表現する部分など、小説を理解するのは難しい。
そこで、もう1回読んでみます。
✔短編集は何度も読める
わからない英単語が出てきても、全体像をつかむために調べるのは後にします。読み終わった後で調べても、内容を忘れたりはしません。
余計な部分を省き、、純粋に英語の読解力を養うことができるわけです。
内容の理解度も、日本の小説であれば確認することもできます。
1日30分の短編小説で読解力をつけよう
この本には
日本人作家の短編小説が32小説!
1日30分、1か月で1冊可能!
短編集なので気分によって作家を選べて、継続しやすいメリットもあります。
また、日本の小説家を幅広いジャンルで読むことにより、海外の人と話す際の話題や日本人としての教養にもなり自信がつきます。
まとめ:おすすめの洋書短編集を読む英語勉強

多読する時間がない人は、日本の小説家の短編集を探してみてください。
どんな洋書を読めばいいかわからない人に特におすすめしています。
量より理解にこだわる1冊法

1日30分の洋書タイム。日本人作家の短編集でぜひ上達してくださいね!
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英語も今は独学が気楽でいい!(まとめ編)