蚊に刺されないように!
- フィリピンに英語留学する人
- 熱帯・亜熱帯地域へ行く人
- デング熱って何?
- 何をどう注意したらいいの?
もくじ
デング熱発生国へ留学や旅行するなら知っておくべきこと

日本人があまりしらないこと
・まだ世界にはデング熱流行地がある
・まだデング熱予防のワクチンはない
・ウイルスに対しての治療法もない
・蚊に刺されないようにするだけ!


この記事では、海外とくに熱帯・亜熱帯の地域に渡航される方に、デング熱について知ってもらい、滞在先でも蚊に刺されることのないよう予防を促したいと思います。
蚊に刺されることによって感染するデング熱について


症状
2~14日(通常3~7日)の潜伏期間の後、およそ2-4割の人に38~40℃の発熱で発症し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹が現れます。肺炎などの呼吸器症状が顕著に現れる感染症ではないので、通常、死に至る危険は少ないですが、関節などの痛みは激しく、英語ではBreak bone feverとも呼ばれています。通常、3~5日で解熱し、解熱とともに発疹が現れます。発疹は治りかけたときに出現します。出典:FORTHーデング熱
デング熱を疑う時は、インフルエンザのような症状と、Break bone feverと言われるほどの激しい頭痛や関節痛。そして、解熱後の発疹で確信します。
2019年フィリピンでデング熱が大流行
The health department’s epidemiology unit reported more than 402,694 dengue cases from January 1 to November 16, an increase of 92 percent from the same period in 2018. The number of deaths also increased to 1,705 from 1,502 over that period.
2019年フィリピンでデング熱が大流行
40万人以上に感染
1705人が亡くなった…


軽症ですめばいいいのですが、デング熱の2度目は危険だとよく言われるのは、このためです。(下記参照)
デング熱を起こすウイルスには4種類あると言われています。同じ型のウイルスに再び感染しても免疫によって軽症ですみますが、異なる型に感染すると免疫が過剰に働き重症化することがあります。重症化したものはデング熱出血熱またはデングショック症候群と呼ばれ、稀に死亡することもあります。
出典:FORTHーデング熱
世界のデング熱感染者数の70%がアジア
現在では、110か国以上で毎年およそ5000万人から1億人が感染する風土病となっている。うち70%がアジアで、インドは全世界の34%を占める世界一の感染者数を持つ。
世界110か国以上の国で
およそ5000万人から1憶人が感染
そのうち70%がアジア
いまだに治療法も予防接種もないので、とにかく蚊に刺されないようにするしかないんですよね。
蚊の駆除と刺されないようローションを使用する
個人対策としては、皮膚を覆う服を着用したり、休息時に蚊帳を使用し、防虫剤(ディート(DEET)が最も効果的である)を利用して、蚊に刺されないようにする。
蚊に刺されないように気をつけて!
虫よけ成分ディートのことも豆知識です。
人によっては、アレルギーや肌荒れを起こすことがあり、デューク大学の動物実験で連続的大量摂取により、神経毒性が見られたとの報告もあるが、実験の試験方法や再現性などの不備が指摘されている[3]。


蚊よけローションやグッズを海外旅行に携帯しておくと安心
現地でもたいていローションなど購入できますが、防虫成分が気になる人は、日本で買って準備されるのが安心かもしれません。
イカリジンはディートと同等の効果があり、ディートのような皮膚刺激性が無い、と報告されている[2]。世界保健機関によると、イカリジンは「ディートの代替として同等、またはディートより優れている」。


まとめ:デング熱流行地では蚊に刺されないように!(虫よけグッズを携帯しよう)

デング熱流行地に渡航する場合は、蚊に刺されないように気をつけること!
蚊に刺されないようにするために、自分に合った虫よけグッズを携帯することをおすすめします。