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バイリンガル教育に失敗しかけた子どもがマルチリンガルになった本当の話

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バイリンガル教育に失敗しかけた子どもがマルチリンガルになった本当の話

バイリンガル教育は

  • どうすればいい?
  • 失敗することもある?
  • 大切なことを教えて!

バイリンガルやマルチリンガル教育の失敗の理由?

バイリンガルトライリンガル多言語環境下の教育のポイント

何語で子育てする?

何語で教育する?

実はこの質問はえぐい…

どこの国に住むか、誰と生きるか、未来がわからない子育ての場合は特にね。

しかし決めないと、我が家みたいになる。

娘は5歳半の時に、母語が未完成と指摘されました。
わたし

小学校へ上がる頃にもかかわらず、日本語はたどたどしく、上手だった英語も韓国語も話さなくなった。

どの言語も中途半端で、最悪の問題は、最初の母語のベースが未完成ということでした。

その記事がこちらです。

バイリンガルやマルチリンガル教育が上手くいくための真実?

上手くいく方法?

バイリンガルやマルチリンガルも子どもは、どうすれば上手に育つのでしょうか?

教育を受ける言語を一つに絞ること。

かなり大事なことだと学びました。

ポイント

軸となっている言語で教育を受けること

母語で教育を受けるということです

多言語環境下で大切な『軸のある言語』:わが子の小中高時代を例に

数か国で生活し、3ヵ国語が中途半端で、しかも母語ベース(日本語)が未完と指摘された5歳半のわが子。

海外でも日本語学校のない地域に引越ししたこともあり、わが家の方針が決まりました。

母語を英語に、教育も英語で受けさせる。

日本語も韓国語も自然な形にもどすだけ。

ろう児と一緒に授業を受ける小学校

小学校生活を始めました

英語で教育を受けるため、ブリティッシュ系の現地校に通いました。

5歳半から11歳半までの6年間

教育は英語≪家で日本語≪フランス語

気をつけたこと

英語で学び、英語で生活する
家では日本語で話しかけるが、返事は何語でも自由とする

学校では第2言語フランス語を学ぶ
週末に日本語クラブに1時間だけ通う
韓国語は完全に忘れる

宿題のないのびのびとした小学校でした。英語のベースを作るのには最適だったと思います。自由でした。

『勉強しなさい』と言わない子育て(体験談)

子どもとの会話やコミュニケーションを大切にするため、日本語で話しかけつつ、返事が英語でもミックスでも、自然に会話を続けることにしました。日本語を教えたり、間違いを訂正したり、そういうのを一切やめました。英語だけの会話が多くなっても良しとしました。

✔恐れていたことは、中途半端とは言え、一番流暢だった韓国語を忘れてしまうことでした。でも毎日通う学校で使われている言語は最強です。英語を中心に置いたとたんから、他の言語は一斉に消えにかかります。何かしらの継続がないかぎり、幼児期の言語は忘れてしまうのが普通だと思います。

バイリンガルトライリンガル多言語環境下の教育のポイント
中学から違う国に引越ししました。

英語での教育を継続するため、現地で唯一のアメリカンスクールに通います。

11歳半から13歳までの2年半

教育は英語≪家で日本語≪スペイン語≪現地語

気をつけたこと

英語で学び、英語で生活する
家では日本語で話しかけるが、返事は何語でも自由とする

学校では第2言語でスペイン語を学ぶ
さらに第3言語で現地語も学ぶ
フランス語や日本語は何もしなかった

難しい年ごろということもあり、きわめて本人の意思を尊重しました。この2年間は学校柄スポーツにも没頭し、そんなに勉強しませんでした。

この時の現地語やスペイン語は完ぺきに忘れたと言います。



中学3年でまた引越ししました。

英語での教育を継続するため、唯一空席のあったドイツ学校の英語課程で2年間、次の2年間をIBバカロレアに通います。

14歳から18歳までの4年間

教育は英語≪家で日本語≪ドイツ語

気をつけたこと

英語で学び、英語で生活する
家では日本語で話しかけるが、返事は何語でも自由とする

学校では第2言語でドイツ語を学ぶ
フランス語やスペイン語、日本語や現地語には何もしなかった

IBバカロレアに通う

ドイツ語DSD2、ゲーテB1B2取得
日本語も独学でJLPTのN1取得
ビジネス日本語もBJTでJ1+取得
マルチリンガルに自信がもてる

さすがに勉強をするようになりました。ドイツ語を一から学ぶのは苦労したと思いますが、本人的にはそれが当たり前という感じになっていたと思います。母語が確立すれば、第2言語も母語レベルで広がりを見せます。

IBに通い始めた時には、第二言語は大学入試に必須な点数としての言語になり、資格試験にも挑みました。日本語も力試しで、資格試験に挑戦した時期でもあります。

日本の大学が決まるまで、ドイツの大学に行く予定でした。

帰国子女とは誰のことどんな人
日本に帰国子女で帰りました。

日本の大学生ですが、自分の能力を発揮したいという理由から英語で授業するコースに通っています。

18歳から今日まで

教育は英語≪生活は英語と日本語≪フランス語

気をつけたこと

英語で学び、英語と日本語で生活する
大学では第2言語でフランス語を再開
日本漢字検定のレベルをあげていく

使わないドイツ語を忘れてもおかしくありませんが、B1B2レベルまであると、なんとかキープできるのかもしれません。

日本語は漢字検定に挑戦です。


幼児期に数か国、小中高でも数か国、そして日本に大学生で帰国子女となり、まさに多言語環境下での教育課程を通ってきました。

国や教育システムが変わるたびに、学校で必須の第2言語も毎回変わりましたので苦労したと思います。

ただ、ひとつだけ、貫きました。

一貫して英語で教育を受ける

多言語環境下での教育のポイント

母語の完成、軸のある言語で教育を受ける

教育スタイルなどは変更しても、軸となっている言語はできるだけ変えずに教育の機会を持つ

まとめ:バイリンガル教育に失敗しかけた子どもがマルチリンガルになった本当の話

大切なのは、勉強を”軸のある一言語””で学ぶことだと思います。

言語は大事なツールです。生活するため、勉強するための大切なツールです。

そのツールが中途半端では、算数や科学、歴史や芸術、その言語で受ける教育のすべてが中途半端な理解しかできません。

軸のある言語、母語を大切に

第2第3言語は自然な継続で

教育を受ける軸となる言語をおろそかにしないことが基本です。

そのうえで、2番目の言語や3番目の言語を学べば理解が深まります。

まず一つの言語で自信にあふれていれば、その後いくつ増えていっても、柔軟にバイリンガルやトライリンガルに育つ気がします。

言語はその人の自信です

自由な中で育つ自信です。

多言語環境下でダイバーシティーに生きる自信がつければ、どんな状況でも強く生きていける人になれると思います。


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