失敗は早ければ早いほど
- どうしたらいいか見えてくる
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バイリンガル育児の失敗とは


多言語環境下で育つ子どもには、バイリンガルやマルチリンガルもいれば、ダブルリミティッドになってしまう子もいるわけで…。
この記事では、失敗と指摘されたバイリンガル育児について書くことにします。どなたかの参考になれば幸いです。
バイリンガル育児には失敗しましたが、マルチリンガルなかしこい子どもに育ちました
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乳幼児からのバイリンガル育児

わが家も生まれてすぐから多言語環境下での育児がはじまりました。
最初に直面する心配:言葉の遅れ
バイリンガル育児の悩み
・赤ちゃんの言葉が遅い
・子どもが上手に話さない
1歳や2歳、3歳や4歳と、バイリンガル育児に限らず、子どもの言葉の遅れなどに悩むことがあります。
特に多言語環境下の子どもの場合、往々にして母語の形成が遅れ、言葉が遅れるケースが多いと聞きました。
バイリンガル育児の経験談


0歳から2歳までの2年間
英語<日本語
・周りの人は英語
・親だけ日本語
一語で返事や会話をするだけ
2歳から5歳まで3年間
韓国語<英語<日本語
・英語を話す人とは英語
・韓国語を話す人とは韓国語
・親とは日本語
韓国語が流暢になる
英語と日本語が激減
5歳から5歳半までの半年間
日本語<韓国語<英語
・日本語を話す人とは日本語
・親とも日本語
日本語が流暢になる
韓国語と英語が激減
3か国語とも必要な会話はできるようになりましたが、語彙力や文法などが中途半端になり、5歳の時にはどの言語が子どもの言語かわからなくなってしまいました。
母語が未完成と指摘されました…
バイリンガル育児の失敗とは?

母語ベースが未完成で、どの言語も中途半端だと、失敗とささやかれるものです。
母語ベースは、4-5歳までの間に完成すると言われているので、多言語環境下や、早期英語教育の子どもの多くで、似たような問題がよく起こると聞きました。
バイリンガル育児のメリットはない?


まるで失敗したかのように見えましたが、意外と普通だとも思えました。
それ以上に、言葉への柔軟性に関しては、評価できると思ったぐらいです。
言語への柔軟性には評価できる!
バイリンガル育児のポイント


でも、本当の言語教育はここからです。6歳を迎える頃には、小学校やインターに通い始めます。
ここから、言語軸を一貫すればいいのです。
これが、後の完ぺきなバイリンガルやマルチリンガルに繋がることを経験しました。
教育の言語の軸をひとつにする!
まとめ:【バイリンガル育児】失敗したけどマルチリンガルのはじまりになった

私たち夫婦は、海外生活を選択した家族。バイリンガル育児しかありませんでした。
だから、この失敗を理解し、同時に子どもに養われた言語の柔軟性も評価しました。
ただ、本当に失敗で終わらないためにも、特に教育では一言語を貫くことが大事です。
芯となる言語の軸を持つことで失敗も成功につながるでしょう。
今は英語を母語に、日本語やドイツ語、言語に明るいマルチリンガルに育ちました。続きはこちらです。
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